部長の味噌蟹さんは、ねじの計測をさせたら、最速レベルで、過去に何度も世界ネジ計測大会で優勝しているらしい。
ひとたび計測となると、普段の優しい笑顔からは想像できない眼差しで、深さを判定する、その強い眼差しと、ハンドボールとピラテスで鍛えた、肉体美が、多くの女子社員から絶大な人気を誇っている。

木島は運良く、先輩の白鳥の向かい側の席に座ることができた。セクシーな彼女のブラウスのボタンが、会社より1つ多く解放的になっているのが、気になって仕方がなかった。

「味噌蟹部長! 始めましょう! 俺、もう酔っ払っちゃったっすよ 挨拶 挨拶、お願いします」と、樫田が開始を求めた。

 

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