宴もたけなわになり、みんな相当出来上がっていたが、樫田が『二次会行くぞー!カラオケ”秘密”。じゃ、”秘密”で15分後な』と言い残して、早々といってしまった。

女子たちは『えー、カラオケって男子がいくとこじゃないの?どうする?』と話していたが、冒険心旺盛のダチエの一言『いってみよ!』で、一緒に行くことに決まった。

”秘密”に着くと、『樫田様のお連れ様ですね』とオーナーの山田さんが直々にVIPルームまで案内してくれた。床が砂場になっているビーチルームで、樫田はすでに店に用意されているVIP用水着に着替えて、曲を選んでいた。『おう!きたな!木島水着に着替えろ、雰囲気出るぞ。あ、こちら日沈み電設の清川さん。いまそこであったからお誘いした。』みると清川も結構ピチピチの水着になっていて、かなり出来上がっていた。『よろしくニャン、清川だニャン』と挨拶をされた。

 

ケツメイシの『また君に会える』が流れてきたとおもったら、樫田がタオルを頭に巻き、部屋に飾ってあるサーフボードに乗って、歌い始めた。